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마가복음 2장 Japanese Raguet-yaku ラゲ訳「我主イエズスキリストの新約聖書」(1910年版)

Japanese Raguet-yaku ラゲ訳「我主イエズスキリストの新約聖書」(1910年版) · 일본어 · 마가복음 (Mark) · 28절

  1. 1 數日の後、イエズス復カファルナウムに入り給ひしが、
  2. 2 家に居給ふ事聞えしかば、人々夥しく集り來り、門口すら隙間もなき程なるに、イエズス彼等に教を宣べ居給へり。
  3. 3 茲に人々、四人に舁かれたる一個の癱瘋者を齎ししが、
  4. 4 群衆の為に之をイエズスに差出だすこと能はざれば、居給ふ處の屋根を剥ぎて之を開き、癱瘋者の臥せる床を吊下せり。
  5. 5 イエズス彼等の信仰を観て、癱瘋者に向ひ、子よ、汝の罪赦さる、と曰ひしかば、
  6. 6 或律法學士等其處に坐し居て、心に思ひけるは、
  7. 7 彼何ぞ斯の如く云ふや、是冒涜するなり、神獨の外、誰か罪を赦すことを得んや、と。
  8. 8 イエズス彼等の斯く思へるを直に其心に知りて曰ひけるは、何為ぞ然る思ひを心に懐ける。
  9. 9 癱瘋者に汝の罪赦さると云ふと、起きて床を取りて歩めと云ふと、孰か易き。
  10. 10 然て汝等をして、人の子地に於て罪を赦すの権あることを知らしめん、とて癱瘋者に向ひ、
  11. 11 我汝に命ず、起きよ、床を取りて己が家に往け、と曰ひしに、
  12. 12 彼忽ち起きて床を取り、衆人見る目前を過行きしかば、皆感嘆に堪へず、神に光榮を歸し、我等曾て斯の如き事を見ざりき、と云ふに至れり。
  13. 13 イエズス又湖辺に出で給ひしに、群衆挙りて來りければ、彼等を教へ居給ひしが、
  14. 14 通りがけに、アルフェオの子レヴィが収税署に坐せるを見て、我に從へ、と曰ひしかば、彼起ちて從へり。
  15. 15 斯て彼の家にて食に就き給ひければ、多くの税吏と罪人とは、イエズス及其弟子等と共に列席したり、蓋イエズスに從へる者既に多かりき。
  16. 16 律法學士ファリザイ人等、イエズスが税吏及罪人と共に食し給ふを見て、其弟子等に曰ひけるは、汝等の師は何故税吏罪人と共に飲食するぞ、と。
  17. 17 イエズス之を聞きて彼等に曰ひけるは、壮健なる者は醫者を要せず、病ある者こそ[之を要するなれ]、即我が來りしは義人を召ぶ為に非ずして、罪人を[召ぶ為なり]、と。
  18. 18 ヨハネの弟子等とファリザイ人とは断食したりければ、來りてイエズスに云ひけるは、ヨハネとファリザイ人との弟子は断食するに、汝の弟子は何故に断食せざるぞ、と。
  19. 19 イエズス彼等に曰ひけるは、新郎の己等と共に在る間、介添争でか断食することを得ん。新郎の共に在る間は彼等断食することを得ず。
  20. 20 然れど新郎の彼等の中より取去らるる日來らん、其日には断食せん。
  21. 21 新布の片を古き衣服に補ぐ人はあらず、然せば其新しき補は却て古き物を引裂きて、破綻は大いなるべし。
  22. 22 又新しき酒を古き皮嚢に盛る人はあらず、若然せば酒は皮嚢を裂きて流れ、皮嚢も亦廃らん、新しき酒は新しき皮嚢にこそ盛るべけれ、と。
  23. 23 主又、安息日に當りて、麦畑を過り給へるに、弟子等歩みつつ穂を摘始めしかば、
  24. 24 ファリザイ人イエズスに向ひ、看よ、彼等が安息日に為すべからざる事を為せるは何ぞや、と云ひければ、
  25. 25 イエズス曰ひけるは、ダヴィドが急に迫りて、己も伴へる人々飢ゑし時に為しし事を、汝等読まざりしか、
  26. 26 即如何にして、大司祭アビアタルの時、神に家に入りて、司祭等の外は食すべからざる供の麪を食し、伴へる人々にも與へしかを。
  27. 27 又曰ひけるは、安息日は人の為に設けられて、人は安息日の為に造られず、
  28. 28 然れば人の子は亦安息日の主たるなり、と。

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