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누가복음 14장 Japanese Raguet-yaku ラゲ訳「我主イエズスキリストの新約聖書」(1910年版)

Japanese Raguet-yaku ラゲ訳「我主イエズスキリストの新約聖書」(1910年版) · 일본어 · 누가복음 (Luke) · 35절

  1. 1 イエズス安息日に麪を食せんとて、ファリザイ人の長だちたる或者の家に入り給ひしかば、彼等之を窺ひ居たり、
  2. 2 折しも水腫に罹れる人御前に居りければ、
  3. 3 イエズス答へて律法學士とファリザイ人とに向ひ、安息日に醫すは可きか、と曰ひしに、
  4. 4 彼等黙然たりしかば、イエズス彼を執へて醫し、さて之を去らしめて、
  5. 5 彼等に答へて曰ひけるは、汝等の中己が驢馬或は牛の井に陥ちたるものあらんに、安息日なりとも、誰か速に之を引上げざらんや、と。
  6. 6 彼等は之に對して、答ふること能はざりき。
  7. 7 又招かれたる人々の上席を擇む状態を見て、彼等に喩を語りて曰ひけるは、
  8. 8 汝婚莚に招かれたる時、上席に着くこと勿れ、恐らくは汝よりも尊き人の招かれたらんに、
  9. 9 汝と彼とを招きたる人來りて汝に向ひ、請ふ此客に席を譲れと云はん、然らば汝赤面して末席に着くに至るべし。
  10. 10 然れば招かれたる時、往きて末席に着け、然らば招きたる人來りて、友よ上に進めと云はん。斯て汝、列席せる人々の前に面目あるべし。
  11. 11 蓋総て自ら驕る人は下げられ、自ら遜る人は上げらるべし、と。
  12. 12 イエズス又己を招きたる人に曰ひけるは、汝午餐又は晩餐を設くる時、朋友、兄弟、親族、富める隣人を招くこと勿れ、恐らくは彼等も亦汝を招きて汝に報とならん。
  13. 13 さて饗筵を設けば、貧窮、廃疾、跛、瞽なる人を招け、
  14. 14 彼等は汝に報ゆべき由なくして、汝福なるべし。其は義人の復活の時に報いらるべければなり、と。
  15. 15 列席者の一人、之を聞きてイエズスに云ひけるは、神の國にて麪を食せん人は福なる哉、と。
  16. 16 イエズス之に曰ひけるは、或人大いなる晩餐を設けて、多くの人を招待せしが、
  17. 17 晩餐の時刻に至りて僕を遣はし、最早萬事整ひたれば來られよ、と招かれたる人々に云はしめしに、
  18. 18 彼等皆一同に辞り出でたり。初の者は、我小作場を買ひたれば往きて見ざるべからず、請ふ我を容せ、と云ひ、
  19. 19 次の者は、我五軛の牛を買ひたれば往きて試みんとす、請ふ我を容せ、と云ひ、
  20. 20 又一人は、我妻を娶りたるが故に往くこと能はず、と云ひしかば、
  21. 21 僕歸りて其次第を主人に告げしに、家父怒りて僕に云ひけるは、速に町の衢と辻とに往きて、貧窮、廃疾、瞽、跛なる人々を此處に伴ひ來れ、と。
  22. 22 僕軈て、主よ命じ給ひし如くに為しかど尚空席あり、と云ひしかば、
  23. 23 其時主人僕に云ひけるは、汝道及籬の下に往き、人を強ひて、我家に盈つるまで入らしめよ、と。
  24. 24 我汝等に告ぐ、彼招かれたる者の中、一人も我晩餐を味はじ、と。
  25. 25 群衆夥しくイエズスに伴ひければ、顧みて曰ひけるは、人我に來りて、
  26. 26 其父母、妻子、兄弟、姉妹、己が生命までも憎むに非ざれば、我弟子たること能はず、
  27. 27 又己が十字架を擔ひて我に從はざる人は、我弟子たること能はず。
  28. 28 汝等の中誰か、塔を建てんと欲して、先坐して之に要する費用を測り、有てる物の之を成就するに足れりや否やを計へざらんや、
  29. 29 若礎を定めたる後成就すること能はずば、見る者之を嘲り出でて、
  30. 30 此人は建て始めて成就すること能はざりき、と云はん。
  31. 31 又如何なる王か、出でて他の王と戰を交へんとするに當り、先坐して、二萬を率ゐ來る者に、能く我一萬を以て對ふことを得べきか、と、慮らざらんや、
  32. 32 若得べからずば敵の尚遠き間に、使節を遣はして講和を求むべし。
  33. 33 之と齊しく汝等の中、其有てる物を悉く見限らざる者は、誰にてもあれ我弟子たること能はず。
  34. 34 塩は善き物なり、然れど塩若其味を失はば、何を以てか之に塩せん、
  35. 35 土地にも肥料にも益なくして、外に棄てられんのみ、聞く耳を有てる人は聞け、と。

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