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마태복음 19장 明治元訳「舊約聖書」(1953年版) 大正改訳「新約聖書

明治元訳「舊約聖書」(1953年版) 大正改訳「新約聖書 · 일본어 · 마태복음 (Matthew) · 30절

  1. 1 イエスこれらの言を語り終へて、ガリラヤを去り、ヨルダンの彼方なるユダヤの地方に來り給ひしに、
  2. 2 大なる群衆したがひたれば、此處にて彼らを醫し給へり。
  3. 3 パリサイ人ら來り、イエスを試みて言ふ『何の故にかかはらず、人その妻を出すは可きか』
  4. 4 答へて言ひたまふ『人を造り給ひしもの、元始より之を男と女とに造り、而して、
  5. 5 「かかる故に人は父 母を離れ、その妻に合ひて、二人のもの一體となるべし」と言ひ給ひしを未だ讀まぬか。
  6. 6 されば、はや二人にはあらず、一體なり。この故に神の合せ給ひし者は、人これを離すべからず』
  7. 7 彼らイエスに言ふ『さらば何 故モーセは離縁状を與へて出すことを命じたるか』
  8. 8 彼らに言ひ給ふ『モーセは汝の心つれなきによりて妻を出すことを許したり。されど元始より然にはあらぬなり。
  9. 9 われ汝らに告ぐ、おほよそ淫行の故ならで其の妻をいだし他に娶る者は、姦淫を行ふなり』
  10. 10 弟子たちイエスに言ふ『人もし妻のことに於てかくのごとくば、娶らざるに如かず』
  11. 11 彼らに言ひたまふ『凡ての人この言を受け容るるにはあらず、ただ授けられたる者のみなり。
  12. 12 それ生れながらの閹人あり、人に爲られたる閹人あり、また天國のために自らなりたる閹人あり、之を受け容れうる者は受け容るべし』
  13. 13 ここに人々イエスの手をおきて祈り給はんことを望みて、幼兒らを連れ來りしに、弟子たち禁めたれば、
  14. 14 イエス言ひたまふ『幼兒らを許せ、我に來るを止むな、天國はかくのごとき者の國なり』
  15. 15 かくて手を彼らの上におきて此處を去り給へり。
  16. 16 視よ、或 人みもとに來りて言ふ『師よ、われ永遠の生命をうる爲には、如何なる善き事を爲すべきか』
  17. 17 イエス言ひたまふ『善き事につきて何ぞ我に問ふか、善き者は唯ひとりのみ。汝もし生命に入らんと思はば誡命を守れ』
  18. 18 彼いふ『孰を』イエス言ひたまふ『「殺すなかれ」「姦淫するなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つる勿れ」
  19. 19 「父と母とを敬へ」また「己のごとく汝の隣を愛すべし」』
  20. 20 その若者いふ『我みな之を守れり、なほ何を缺くか』
  21. 21 イエス言ひたまふ『なんぢ若し全からんと思はば、往きて汝の所有を賣りて貧しき者に施せ、さらば財寶を天に得ん。かつ來りて我に從へ』
  22. 22 この言をききて、若者 悲しみつつ去りぬ。大なる資産を有てる故なり。
  23. 23 イエス弟子たちに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、富める者の天國に入るは難し。
  24. 24 復なんぢらに告ぐ、富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し』
  25. 25 弟子たち之をきき、甚だしく驚きて言ふ『さらば誰か救はるることを得ん』
  26. 26 イエス彼らに目を注めて言ひ給ふ『これは人に能はねど、神は凡ての事をなし得るなり』
  27. 27 ここにペテロ答へて言ふ『視よ、われら一切をすてて汝に從へり、されば何を得べきか』
  28. 28 イエス彼らに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、世あらたまりて人の子その榮光の座位に坐するとき、我に從へる汝 等もまた十二の座位に坐して、イスラエルの十二の族を審かん。
  29. 29 また凡そ我が名のために、或は家、あるひは兄弟、あるひは姉妹、あるひは父、あるひは母、あるひは子、あるひは田畑を棄つる者は、數倍を受け、また永遠の生命を嗣がん。
  30. 30 されど多くの先なる者 後に、後なる者 先になるべし。

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