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누가복음 19장 明治元訳「舊約聖書」(1953年版) 大正改訳「新約聖書

明治元訳「舊約聖書」(1953年版) 大正改訳「新約聖書 · 일본어 · 누가복음 (Luke) · 48절

  1. 1 エリコに入りて過ぎゆき給ふとき、
  2. 2 視よ、名をザアカイといふ人あり、取税人の長にて富める者なり。
  3. 3 イエスの如何なる人なるかを見んと思へど、丈 矮うして群衆のために見ること能はず、
  4. 4 前に走りゆき、桑の樹にのぼる。イエスその路を過ぎんとし給ふ故なり。
  5. 5 イエス此處に至りしとき、仰ぎ見て言ひたまふ『ザアカイ、急ぎおりよ、今日われ汝の家に宿るべし』
  6. 6 ザアカイ急ぎおり、喜びてイエスを迎ふ。
  7. 7 人々みな之を見て呟きて言ふ『かれは罪人の家に入りて客となれり』
  8. 8 ザアカイ立ちて主に言ふ『主、視よ、わが所有の半を貧しき者に施さん、若しわれ誣ひ訴へて人より取りたる所あらば、四 倍にして償はん』
  9. 9 イエス言ひ給ふ『けふ救はこの家に來れり、此の人もアブラハムの子なればなり。
  10. 10 それ人の子の來れるは、失せたる者を尋ねて救はん爲なり』
  11. 11 人々これらの事を聽きゐたるとき、譬を加へて言ひ給ふ。これはイエス、エルサレムに近づき給ひ、神の國たちどころに現るべしと彼らが思ふ故なり。
  12. 12 乃ち言ひたまふ『或 貴人、王の權を受けて歸らんとて遠き國へ往くとき、
  13. 13 十 人の僕をよび、之に金 十ミナを付して言ふ「わが歸るまで商賣せよ」
  14. 14 然るに其の地の民かれを憎み、後より使を遣して「我らは此の人の我らの王となることを欲せず」と言はしむ。
  15. 15 貴人、王の權をうけて歸り來りしとき、銀を付し置きたる僕どもの、如何に商賣せしかを知らんとて彼らを呼ばしむ。
  16. 16 初のもの進み出でて言ふ「主よ、なんぢの一ミナは十ミナを贏けたり」
  17. 17 王いふ「善いかな、良き僕、なんぢは小事に忠なりしゆゑ、十の町を司どるべし」
  18. 18 次の者きたりて言ふ「主よ、なんぢの一ミナは五ミナを贏けたり」
  19. 19 王また言ふ「なんぢも五つの町を司どるべし」
  20. 20 また一人きたりて言ふ「主、視よ、なんぢの一ミナは此處に在り。我これを袱紗に包みて藏め置きたり。
  21. 21 これ汝の嚴しき人なるを懼れたるに因る。なんぢは置かぬものを取り、播かぬものを刈るなり」
  22. 22 王いふ「惡しき僕、われ汝の口によりて汝を審かん。我の嚴しき人にて、置かぬものを取り、播かぬものを刈るを知るか。
  23. 23 何ぞわが金を銀行に預けざりし、さらば我きたりて元金と利子とを請求せしものを」
  24. 24 かくて傍らに立つ者どもに言ふ「かれの一ミナを取りて十ミナを有てる人に付せ」
  25. 25 彼 等いふ「主よ、かれは既に十ミナを有てり」
  26. 26 「われ汝らに告ぐ、凡て有てる人はなほ與へられ、有たぬ人は有てるものをも取らるべし。
  27. 27 而して我が王たる事を欲せぬ、かの仇どもを此處に連れきたり、我が前にて殺せ」』
  28. 28 イエス此 等のことを言ひてのち、先だち進みてエルサレムに上り給ふ。
  29. 29 オリブといふ山の麓なるベテパゲ及びベタニヤに近づきし時、イエス二人の弟子を遣さんとして言ひ給ふ、
  30. 30 『向の山にゆけ、其處に入らば、一度も人の乘りたる事なき驢馬の子の繋ぎあるを見ん、それを解きて牽ききたれ。
  31. 31 誰かもし汝らに「なにゆゑ解くか」と問はば、斯く言ふべし「主の用なり」と』
  32. 32 遣されたる者ゆきたれば、果して言ひ給ひし如くなるを見る。
  33. 33 かれら驢馬の子をとく時、その持主ども言ふ『なにゆゑ驢馬の子を解くか』
  34. 34 答へて言ふ『主の用なり』
  35. 35 かくて驢馬の子をイエスの許に牽ききたり、己が衣をその上にかけて、イエスを乘せたり。
  36. 36 その往き給ふとき、人々おのが衣を途に敷く。
  37. 37 オリブ山の下りあたりまで近づき來り給へば、群れゐる弟子たち皆 喜びて、その見しところの能力ある御業につき、聲 高らかに神を讃美して言ひ始む、
  38. 38 『讃むべきかな、主の名によりて來る王。天には平和、至高き處には榮光あれ』
  39. 39 群衆のうちの或パリサイ人ら、イエスに言ふ『師よ、なんぢの弟子たちを禁めよ』
  40. 40 答へて言ひ給ふ『われ汝らに告ぐ、此のともがら默さば、石 叫ぶべし』
  41. 41 既に近づきたるとき、都を見やり、之がために泣きて言ひ給ふ、
  42. 42 『ああ汝、なんぢも若しこの日の間に、平和にかかはる事を知りたらんには――されど今なんぢの目に隱れたり。
  43. 43 日きたりて敵なんぢの周圍に壘をきづき、汝を取圍みて四方より攻め、
  44. 44 汝とその内にある子らとを地に打倒し、一つの石をも石の上に遺さざるべし。なんぢ眷顧の時を知らざりしに因る』
  45. 45 かくて宮に入り、商ひする者どもを逐ひ出しはじめ、
  46. 46 之に言ひたまふ『「わが家は祈の家たるべし」と録されたるに、汝らは之を強盜の巣となせり』
  47. 47 イエス日々 宮にて教へたまふ。祭司長・學者ら及び民の重立ちたる者ども、之を殺さんと思ひたれど、
  48. 48 民みな耳を傾けてイエスに聽きたれば、爲すべき方を知らざりき。

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